1. TOP > 
  2. 建設業界での転職役立ちコラム > 
  3. 自身の強みを身に付けて自信を持って働ける金属製建具工事業の仕事とは?

建物のイメージを印象付ける重要な仕事

金属製建具工事業は、建物の顔となる金属製ドアや金属製シャッターなどの取付工事を行う仕事です。
職人自らが建具を製作し取付や修理を行い、快適な住まいづくりをサポートしています。
昔は、建具屋は日本全国に多数見られる職業でした。
しかし、近年では目にすることが少なくなったことから金属製建具工事業と聞いてもどのような仕事内容なのかわからないという方も多いようです。
建築業界に興味のある方であれば金属製建具工事業の今後の需要や将来性が気になることでしょう。
そこで今回は、金属製建具工事業の気になる疑問をリサーチしてみました。

金属製建具工事業は今後活躍できるのか?

金属製建具工事業の仕事に興味を持っていても安定した給料は貰えるのか、さらに今後の需要が気になるといった不安があるかもしれません。
以前は、建具というと木製のものが主流でした。
しかし、時代とともに建具のスタイルは大きく変わり、現在の主流となっているのが金属製です。
金属を使ったドアやシャッターのほかにも防火扉なども金属製建具工事業の職人によって手掛けられています。
木製の建具は、どこか懐かしさを感じさせるレトロ感が魅力です。
一方で金属製は、スマートさやおしゃれ感を実感できるなど数多くのメリットがあります。
また、丈夫で防犯対策にもなるため、おしゃれさだけでなく安全性を考慮して金属製の建具を選ぶという方も少なくありません。
住まいの安全や快適性を守るドアやシャッターの取付工事を行うのが金属製建具工事業の職人です。
依頼主の希望はもちろんのこと、現代の流行やニーズに合わせて適した建具の取付を行っています。
金属製建具工事業は、新築物件の建具の取付を行うだけでなく、中古物件やリフォームの依頼により建具の製作や修理、取付作業をすることも多くあります。
そのため、金属製建具工事業の需要は高く、今後、建具職人の仕事が大幅に少なくなってしまうことはありません。
未経験から始めることが多い職業ですが、地道に努力し知識や技術力を高めていくことでプロの金属製建具工事業の職人として活躍することができます。
年齢や学歴に関係なく建具職人として活躍できるチャンスが広がっているのも嬉しい点といえるでしょう。

自分の手でものを作る喜びを感じられる

金属製建具工事業の最大の魅力といえば、建具の設計や製作、取付工事まですべて自分の手で行える点が挙げられます。
時代が変わっても昔ながらの建具づくりを続けている職人も多く、伝統技術を学びながら職人としての腕を磨くこともできます。
一度身に付けた建具職人としての能力は、自身の強みや自信につながることでしょう。
近年では、シンプルな建具だけでなく、個性的な住宅建具を手掛けている職人も増えています。
洋風住宅が多くなったことから、窓枠やサッシに金属製の建具を取り付ける機会も少なくありません。
建具職人は、木製であっても金属製であっても寸法に合わせて建具を正確に製作できる高い技術力が必要です。
建具は、住まいや建物を守る重要な部分となります。
そのため、寸法に狂いがあると思わぬトラブルを引き起こしてしまうこともあるでしょう。
金属製建具工事業は、細かい作業にじっくりと取り組める方に向いている職業といえます。
また、金属製建具を製作する際には、さまざまな工具を使用して行うので、手先が器用で何事にも興味を持って作業に集中できる方にも適した職業です。

収入は安定しているのか?

金属製建具工事業に就く際に最も気になってしまうのは収入ではないでしょうか。
建具職人は安定した給料を得ることができるのか、家族を養っていくことができるのかなどさまざまな不安や疑問があることでしょう。
金属建具工事業の平均年収を調べてみたところ、未経験者の場合、約350万円ということがわかりました。
勤続年数や労働時間によって収入には違いがありますが、自身のスキルを伸ばしていくことで収入アップを期待できます。
また、大規模な建具屋に就職することで安定した給与を望めるので、まずは会社の特徴や仕事内容のほかにも待遇面などもじっくりとチェックしてみると安心です。
プロの建具職人として活躍するまでには、10年近くの年数が必要だといわれています。
金属製建具工事業の職人は、特別な高技術を持つ方が多いため、未経験からスタートするのは難しいのではないかと思う方もいるかもしれません。
しかし、建具職人として活躍するには、学歴は一切関係ありません。
何歳からでも性別や学歴に関係なく、未経験からスタートできるのも魅力です。
実際に建具職人として働いている人を見てみると、高校卒業後から就職している方も多くいることがわかります。
また、入社前に知識や技術を身に付けるために職業訓練校に通う人も増えています。
職業訓練校では、建具職人として活躍するためのスキルを効率良く学べるのもメリットです。
もちろん、就職してから金属製建具工事業に関する知識や技術を磨いても何の問題もありません。
現在活躍しているプロの建具職人の多くが一からスタートしているので、金属製建具工事業に興味がある方は未経験であっても自信を持ってチャレンジしてみてはいかがでしょうか。

建具職人のプロと自信を持って名乗れる資格

建具職人として活躍したい方におすすめの資格があることをご存知でしょうか。
建具製作を行う際に特別な資格を保持している必要はありませんが、自信を持って仕事に携わりたいのであれば建具製作技能士の資格をチェックしてみると良いでしょう。
建具製作技能士は国家資格となっており、建具に関する知識や技術を身に付けることができます。
また、見事合格すれば、プロの建具職人の証として堂々と名乗ることができます。
建具製作技能士の資格を取得するには、実務経験が必要となるため、まずは金属製建具工事業の仕事に従事することから始めなければいけません。
そのため、資格取得を目指して金属製建具の仕事に携わりキャリアを積むことが大切です。
建具製作技能士は、一級と二級があり、建具に関する知識や製図、電気関係について学べます。
試験は、学科試験と実技試験で構成されています。
建具は住まいにとって重要な部分となっており、正しく取り付けられていなければ室内に明るい光を取り入れることはできません。
建具製作技能士は、金属製建具工事業のプロとして活躍できるのはもちろんのこと、自信を持って仕事に活かせる資格なので、キャリアアップを目指したいのであれば積極的に資格取得を目指してみると良いでしょう。
未経験からスタートして無理なく金属製建具工事業の職人の腕を磨いていくなら、建具の製作や取付工事の経験や実績を付ける会社を選ぶことが大切です。
まずは、自分がどんな建具職人になりたいのかといった点やどのような仕事に携わりたいのかということを明確にしたうえで自分に合った会社を見つけることも重要なポイントです。
現在、金属製建具工事業の求人は年々多くなっています。
キャリアアップを目指せる人気の職業といっても、まだまだ人手は足りません。
日本全国で建具職人を募集しているので、希望の地域で働きやすい職場を見つけられるかもしれません。
金属製建具工事業のプロの職人として長く働けるように、仕事内容や待遇面のほかにも勤務時間などを確認し信頼できる会社であるかを確かめることから始めてみると良いでしょう。
建設コンタクトロゴ

「建設コンタクト」は、東京、埼玉、神奈川の建設業界求人に特化した転職サポートサービスです。
建設業界に特化し、さらに活動エリアを絞ることで、求職者様のご希望、経験、条件等にマッチするお仕事の紹介を提供いたします。高待遇求人や非公開求人も多数ございますのでお気軽にメールもしくはお電話にてご連絡ください。

お気軽にお電話もしくはメールでご連絡ください