1. TOP > 
  2. 建設業界での転職役立ちコラム > 
  3. 求人も多く待遇面も優れている型枠大工工事業の仕事とは?

■どんな仕事なのか?

型枠大工工事業は、鉄筋コンクリート建物の型枠を作る仕事です。
コンクリート建ての建物は、そのままコンクリートを流すのではなく事前に型枠を組み立て、そこにコンクリートを流し込んでいきます。
また、型枠大工工事業の職人は、型枠を作るほかにもコンクリートが固まった後に型枠を外すという作業も行わなければいけません。
そのため、高い技術力を要するのはもちろんのこと、さらに根気や体力を維持することも大切です。
型枠にはさまざまな種類があるのをご存知でしょうか。
コンクリート建ての建物に使用する型枠といってもイメージできないという方も少なくないでしょう。
型枠には、外壁用や内壁用、床用など、用途に合わせて種類があるのも特徴です。
型枠をしっかりと組み立ててからコンクリートを流すことで強度が高まり、丈夫な建物を完成させることができます。
型枠を実際に組み込んでいく際には、図面を参考にして行います。
型枠大工工事業に携わる多くの職人が型枠を組み込む際や外す際に緊張すると述べており、慎重な作業であるということを実感できるでしょう。
建物によって使用する型枠には違いがあるため、その都度、適したものを組み立てなければいけません。
一見、神経を使う大変な仕事といったイメージを持ちますが、丈夫で安全な建物を建てる際に欠かせない作業を行っているため、大きなやりがいを感じながら前向きな気持ちで仕事に邁進することができます。
作業時には、ただ型枠を組み込む作業や外す作業をするだけでなく、大きくて重い鉄のパイプを運ぶこともあります。
また、型枠大工工事業に欠かせない工具を使いこなさなければならないので、体力を維持するほかにもハンマーやドリルなどをスムーズに使えるような高い技術力を身に付けることも大切です。

やりがいを感じられる魅力的な仕事

実際に型枠大工工事業に携わっている職人の多くが、やりがいや充実感を感じながら日々仕事ができていると答えています。
達成感を感じられることも多く、実際に自分が携わった建物を目にすると大きな喜びを実感できるという職人も少なくありません。
毎日、充実感や達成感を感じながら仕事をしたいという方にも型枠大工工事業の仕事が最適といえます。
型枠大工工事業は、体力が必要です。
そのため、体力づくりに精を出す職人も多いようです。
しかし、実際に型枠大工工事業の仕事を日々頑張ることで自然と体力が付いたという方も多くいるため、体力に自信がないという方も心配することなくチャレンジできるでしょう。

奥が深い専門職として注目を集めている

型枠大工工事業は、コンクリートパネルを加工しコンクリートを流し込む高技術な仕事をしています。
建物の強度を高め安全性を実現するだけでなく、美しさを向上するのも型枠大工工事業の役割です。
今や奥が深い専門職として日本のみならず海外でも注目を集め伝統的なノウハウを活かしてさまざまな建築物の施工に携わっています。
日本の代表する大型ビルや公共施設などの建築にも関わっており、自分が手掛けた建物を目にして職人としての自信を付けることができたという方も多くいます。
今後もビルや公共施設の建設は多くなると見られているため、型枠大工工事業は需要が高く将来性も期待できるのも嬉しい点です。
未経験から修業を積み一人前になるまでは大変ですが、独立を目指して型枠大工工事業の仕事を邁進している方も増えています。

型枠大工工事業は施工だけでなく設計をすることも大切な仕事

鉄筋コンクリート建ての建物を建てる際に使用する型枠は、事前に適切なものを組み立てるため、パソコンなどを使用し設計を行います。
加工図を作るために柱や壁などの形状や寸法を計算しなけばいけません。
その後、加工図を参考に実際に大きさを材料に作図し、切断していきます。
現在、材料を切断する際には、最先端機械である全自動型枠加工機を使用することも多くなったため、職人の手間を大きく省くことに成功しています。
型枠を組み立て、その後コンクリートを流しますが、固まった後は型枠を取り外し作業は終了です。
これらの作業は、やはり経験や実績を積むことで自信を持って行えるようになります。
しかしながら、建築の技術は驚くほど進化しており、先進技術を駆使して作業を行う会社が増えてきました。
建物の形状や用途に合わせて適切な型枠を高い技術を使って作り出しています。
近年では、コンクリートの美しさを引き出すことや効率化を実現するほかにもエコにつながる型枠工法を取り入れるなど、さまざまな努力が続けられています。
工法もさまざまあり、実際に現場で作業に携わりながら、型枠大工工事業の職人としてのスキルを伸ばしていけるのも嬉しい点といえるでしょう。

型枠大工工事業の資格

型枠大工工事業で活躍したいのであれば、積極的に資格を取得してみることをおすすめします。
役立つ資格は数多くありますが、専門的な資格を取得することで知識を身に付けることができるだけでなく最新技術や品質の管理法にいたるまで多くのことを学べるのもメリットです。
型枠大工工事業は、一級型枠施工技能士や型枠支保工作業主任者、登録型枠基幹技能士などの資格を取得しておくと実際に作業現場でスキルを活かせるのはもちろん、就職にも有利です。
これらの資格は、就職後に取得することもできますが、即戦力として活躍したいのであれば事前にどのような資格なのかを確認して情報を集めておくと良いでしょう。
プロの型枠大工工事業の証として今注目を集めているのが型枠施工技能士です。
こちらの資格は国家資格となっており、一級と二級があります。
二級の場合、2年以上の実務経験が必要です。
一方で一級は、7年以上の実務経験があるか、または二級合格後に2年以上の実務年数があれば受験することが可能です。
学歴によって実務経験の有無や年数には違いがあるので、事前に確認しておくと良いでしょう。
学科試験と実技試験を行いますが、施工法や材量、製図のほかにも建築構造や土木構造の知識や技術を身に付けることができるので、今後型枠大工工事業で活躍したいという方はぜひともチャレンジしたい資格です。
資格を取得した後は、型枠施工技能士として名乗ることや名刺に記載することもできます。
職人としての信頼の証にもなる有利な資格なので、実際に型枠大工工事業で働きながらスキルアップを目指してみてはいかがでしょうか。

型枠大工工事業の収入

型枠大工工事業の求人を確認してみると待遇面が優れている会社が多くあることがおわかりいただけるのではないでしょうか。 受注が急増している会社が増えていることから、安定した給与を得ることも期待できます。 また、未経験からスタートすることも可能となっており、スキルアップやキャリアアップのチャンスが広がっています。 さらに資格取得や技能講習のサポートを行っているなど、社員や職人のスキルアップの成長を応援している会社がとても多いです。 型枠大工工事業は男社会ですが、学歴や年齢に関係なく仲間意識が高く、チームワークを大切にしながら働けるのも魅力です。 平均月収をチェックしてみたところ20万円からスタートする会社が多く、勤務年数や能力とともに昇給が期待できます。 型枠大工工事業のプロフェッショナルとして活躍できるようになると独立し、親方として活躍することも夢ではありません。 誇れる技術を身に付けたいという方や将来性のある安定した仕事に就きたいという方にも型枠大工工事業はぴったりです。
建設コンタクトロゴ

「建設コンタクト」は、東京、埼玉、神奈川の建設業界求人に特化した転職サポートサービスです。
建設業界に特化し、さらに活動エリアを絞ることで、求職者様のご希望、経験、条件等にマッチするお仕事の紹介を提供いたします。高待遇求人や非公開求人も多数ございますのでお気軽にメールもしくはお電話にてご連絡ください。

お気軽にお電話もしくはメールでご連絡ください