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  3. 将来性のある電気工事業の魅力に迫ってみた

人々の快適な生活を実現する電気に関わる仕事

私たちが快適に日常生活を送るためには、明るく光を照らしてくれる電気がなければなりません。
建物に当たり前のように取り付けられている電気は、電気工事業に携わる作業員のおかげで正しく設置されており、私たちの快適な生活を守ってくれています。
現在、需要が高い電気工事業の仕事は、求人数も多く安定した収入を望めると若い世代のみならず幅広い年代からも期待されています。

電気工事業の仕事内容

電気工事業には、現場施工や施工管理のほか、設計などさまざまな業種があります。
電気の設備に関わる者は、専門的な知識を持ち、高い技術力を要しているなど一定の資格を取得していなければ工事を行うことはできません。
数多くある業種の中でも主に電気工事に携わっているのが現場施工です。
現場施工は、主に工事が滞りなくスムーズに行われるよう現場を管理するだけでなく的確な指示も行います。
さらに実際に現場まで足を運び、照明や機器の設置を正しく行わなければいけません。
また、適切に施工を行うために専門的な知識を駆使して施工図を読むことも求められます。
正しく施工を行うだけでなく、正確な位置に設備や機器類を設置しなければならないため、それぞれの現場に合わせて国家資格である第一種電気工事士や第二種電気工事士の資格が必要です。
一方で施工管理は、電気設備の設置場所や配線ルートを決めるといった仕事内容となっています。
電気は、建物に電気設備が正しく設置されていなければスムーズに作動させることはできません。
施工管理を行う者は自ら施工に携わることはありませんが、工事の監督を行わければならず責任感が必要です。
施工管理の仕事を行うには、電気工事施工管理技士の資格が必要となっており、作業員に指示を出せるなど施工技術者として大きな役割を果たすことができます。
設計の仕事は、その名の通り建物の図面を読み、配線ルートなどの適切な位置を見極めます。
それぞれの建物に適した設備機器を判断するだけでなく、予算や法律も問題にも向き合うこともあり、技術や専門的な知識も必要となるでしょう。
電気工事業と聞くと電柱に上り配線を繋ぐ仕事といったイメージを持つ方も多いかもしれません。
しかし、前述したように電気工事業といってもさまざまな業種があることがわかります。
また、建築関係の電気工事だけでなく鉄道の電気工事を行うのも電気工事業の特徴です。
住宅の屋内の配線や外線の配線工事はもちろんのこと、エアコン工事を行うのも電気工事業の仕事となります。
住宅の照明を使用するには、ただ電球を取り付けるだけでは明かりを灯すことはできません。
事前に配線工事を行い照明機器にケーブルを繋げて電源を入れることで明かりをつけることができます。
一般家庭はもちろん、ビルや工場などさまざまな場所の配線工事を行いますが、作業員だけでなく必ず責任者や現場監督がいて、その指示のうえで作業をします。
近年、多くの家庭から依頼が増えているのがエアコン工事です。
エアコンの取り付けや取り外しのほかにもクリーニング作業を電気工事士が行うこともあります。
また、鉄道電気工事においては、変電設備工事や線路工事、設備工事に携わっており、それぞれの電車に合った電圧に変えることが求められます。
このように電気工事業の仕事内容はさまざまあり、幅広くなっているため、自分のスキルや得意分野に合わせて業種を選択することが可能です。

必要な資格

電気工事業を始めるうえで必要になる資格がいくつかあるのでチェックしてみましょう。
まず、電気工事に携わるには、第一種電気工事士や第二種電気工事士の資格を取得しなければいけません。
取得した資格によってできる工事の範囲には決まりがあり、携われる仕事内容や特徴が違います。
両資格を取得していることで仕事の幅が広がり、できる範囲が増えるのはもちろんのこと、スキルアップも目指せるので、電気工事業として活躍したいのであればできるだけ多くの資格取得を目指してみると良いでしょう。
第一種電気工事士は、ビルや工場など最大電力が500KW未満の電気工事を行うことが可能です。
主に配線工事や電気設備工事を請け負っており、ビルや工場のほかにも大型店舗などの電気工事を行うこともあります。
もちろん、一般家庭の電気工事を行えて小規模な電気設備を取り扱うことも可能です。
一方、第二種電気工事士は、住宅など小規模な電気設備の工事のみを行います。
電圧が600V以下の電気工事を行うことができ、一般住宅や小規模なビル、事業所などの工事に関わっています。
それぞれ試験を行い合格すると見事資格を取得することが可能です。
難易度の高い試験といわれていますが、年々合格者は増えています。
このほかにもコンセントの照明や照明工事など比較的簡易な工事が行えるのが認定電気工事従事者です。
電気工事業に関係する資格は国家資格が多く、特殊電気工事資格者や一級電気工事施工管理技士、二級電気工事施工管理技士など数多くあります。
取得する資格の数が多ければ多いほど実力が認められるので、キャリアアップを目指してチャレンジしてみてはいかがでしょうか。

電気工事業のやりがい

実際に電気工事業の仕事に携わっている方の多くが仕事にやりがいを感じながら働いています。
もちろん、専門的な知識や高い技術も必要とするため、大変なことや苦労することもあるでしょう。
しかし、苦労を感じながらも工事が終了した現場を目にすると達成感を得る方や自信につながったと実感できている方も少なくありません。
電気は、人間が快適に過ごすために欠かせないものでもあるため、工事が終了し無事に明かりがついた際に人々の役に立っていると実感し大きな感動を得られたという電気工事士も多くいます。
また、勉強を重ね国家資格を取得したうえで電気工事を行うので、自身の成長を感じられるのも電気工事業の魅力です。
仕事の幅も広く、スキルやキャリアに合わせてできる工事が増えていく喜びを感じ、自身の成長へとつながります。
できる工事の範囲が広がることで高い評価をしてもらえることや収入アップにつなげることも夢ではありません。
何よりも電気は人々の生活に欠かせないものですので、社会に大きな貢献をしているといえます。
今後は、ますますオール電化が普及されると予想されるため、電気工事業の活躍の場は広がることでしょう。
電気工事業の国家資格は数多くあるので、知識を活かしてさまざまな場で活躍することができます。
一度資格を取得してしまえば将来性も期待でき、安定した収入を得ることにもつながります。
電気がこの世からなくなるということは考えられないため、今後も電気工事業の仕事の需要が衰えることはありません。
年齢や学歴に関係なく電気工事業で必要とする第一種電気工事士や第二種電気工事士の資格取得を目指せます。
まずは、資格取得を目指し実務経験を積んだうえでキャリアアップを目指してみることもおすすめの方法です。
歳を重ねても安定した収入を得ながら社会に貢献したいという方にとっても、電気工事業は最適な仕事といえます。
若い世代から年配の方まで年齢問わず求人が多いので、仕事内容や待遇からチェックしてみてはいかがでしょうか。
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