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  3. これで書類選考も安心!建設業界の履歴書や職務経歴書の書き方ポイント

建設業界で求められる志望動機

書類審査で重要になるのが、志望動機です。
まずは建設業界について研究して理解をし、その会社でなければダメだというぶれない志望動機を持つことが必要です。
建設業界は、スーパーゼネコン・ゼネコン・土木業界・プラントエンジニアリング・ハウスメーカーの5つの分野に大きく分かれます。
自分がその中のどの分野に興味があり働きたいのかをまずは定かにしましょう。
それぞれの分野において、職種もさまざまです。
施工や設計、事務部門などにおいて自身に合うものを選んでいきます。
志望動機を作成するにあたって心がけたいのは、「なぜ?」という自身への問いかけです。
「なぜその業界を選んだのか?」「なぜその会社で働きたいのか?」「どのように活躍したいのか?」というように常に問いかけることで、内容を掘り下げることができます。
たとえば自分の○○の強みを活かしたいというのも、志望動機の一つです。
またその会社の○○のプロジェクトに興味を持ちプロジェクトメンバーとして働きたいと考える人もいるかもしれません。
ほかの会社とは違う○○の点に共感し、○○の分野において貢献したいという動機もあるでしょう。
いずれにせよ大切なことは、「その会社でなければダメ」な点をはっきりと伝えることです。
就活生は非常にたくさんいるので、この点を曖昧に流してしまうと「ほかの会社でも良いのでは?」と思われて選考を落とされる可能性が出てきます。
自己分析と企業研究を念入りに行い、内容の濃いぶれない志望動機を作成したいものです。
志望動機作成にあたっては、就職支援サイトなどでも例文やテンプレートが紹介されています。
なかなか志望動機が作成できない人は、それらを参考にするのも一つです。
しかしながら真似をするのではなく、あくまでも自分らしい内容に仕上げることが大切です。

アピールしたい強みとは

建設業界で求められるのは、どのような能力なのでしょうか。
まずはしっかりと業界研究・企業研究をして、受ける会社が求める人材を知ることが大切です。
そのうえで、自身の強みと重なる部分をしっかり履歴書ではアピールしたいものです。
たとえば建設業の現場では、工事の施主と現場の人間とが打ち合わせする機会が増えます。
ちぐはぐなやり取りでは、施主からクレームがくるケースも出てきます。
良い工事をするためには、コミュニケーション能力も必要になってくるはずです。
自分の性格がコミュニケーション能力に秀でていると思うならば、ぜひともアピールしましょう。
また現場での仕事は細かい作業も多く集中力が必須です。
粘り強さや黙々と行う集中力に自信がある人も、アピールすると良いでしょう。
一言に集中力と言えどもいろいろなタイプがあるので、できるだけ具体的に説明しなければなりません。
そのほかにもリーダーシップ能力がある人は、ゆくゆく現場監督として活躍できそうだと評価してもらえる可能性が高いです。
もちろん体力仕事なので、心身ともにタフであることもほしい人材と思ってもらえます。
どの強みにおいても具体的なエピソードも添えて、どのように現場で活かせるのか説得力のある自己PRにしなければなりません。
その点を頭に入れて、自身の強みをうまく伝えたいものです。

履歴書作成はPREP法を取り入れる

履歴書には自己PRや志望動機、趣味やガクチカなどを書きますが、どれを書くときにも心がけたいのがPREP法です。
PREP法とは、P = Point(結論、要点)、R = Reason(理由)、E = Example(事例、エピソード)、P = Point(結論を繰り返す、まとめ)を取り入れた文章構成です。
建設業を受ける場合にいくらやる気があったとしても、履歴書が抽象的な内容ではせっかくの意欲が伝わりにくくなります。
履歴書の内容は、できる限り具体的かつ理論的であることが重要です。
なぜそのように思うのか、なぜそうなったのかと深堀りされた内容であってこそ、意欲が伝わる履歴書になるのです。
志望動機や自己PRを書く際には、必ず Point(結論、要点)から書き始めるようにしましょう。
そしてなぜそのように思うのか、Reason(理由)を簡潔に説明します。
次にそのことを裏付けるためのExample(事例、エピソード)を具体的に書きます。
エピソードに関しては、数字を使うなどの工夫でより具体的に仕上がるでしょう。
苦労した点や大変だったことなど問題掲示をして、それに対しての取り組み方を書くことも忘れてはいけません。
その結果どうなったのか、何を学んだのかを書いてエピソードを締めくくります。
最後に改めてPoint(結論、要点)を明記してまとめます。
最後のまとめでは、会社に対して貢献できることや入社後の目標などを添えるとなお良いでしょう。

職務経歴書はスキルや経験をしっかり伝える

職務経歴書は、ただアルバイトや前歴を連ねるだけでは物足りません。
必ずアピールすべきは、建設業を受けるにあたって役立つだろうスキルや資格です。
特に資格を持っていなくとも、建設業で働くにあたって活かせそうな経験があればぜひとも書いてください。
たとえば専門スキルとしては、AutoCAD CS-CAD JW-CADなどが挙げられます。
建設業界においてもIT化は進んでおり、CADのような資格も持っていれば評価してもらえるはずです。
どの程度のレベルのスキルなのかも書くようにしましょう。
「実務レベルで問題なく対応できています。」といった書き方です。
資格とは少し異なりますが、前職で管理業務や現場監督などの経験がある場合も必ず書きたい内容です。
現場でもリーダーを任されていたといった内容でもかまいません。
現場監督やリーダーは、職場をまとめるために欠かせない経験です。
また品質管理や人員管理に関する経験も評価してもらえるはずです。
スキルや資格、経験が何一つとしてないという人はいないのではないでしょうか。
前職が接客業でマナー研修を受けていたという経験でさえ、アピールすれば良いのです。
礼儀やクレーム対応方法などが身に付いていることは、建設業界の現場で非常に役立ちます。
一見建設業には関係ないようなスキルでも、深堀りしていけば何かしらつながっており活用できることがあるはずです。
大切なのは、しっかり自己分析をしてやる気が感じられる積極的な職務経歴書に仕上げることです。

将来のビジョンが感じられる内容に

履歴書や職務経歴書には、受ける会社で自分の強みややる気をどのように活かしたいのかを加えることでよりいっそう好印象になるでしょう。
つまり、入社後に自分がどうなりたいのかを人事担当者に伝えるのです。
企業側は、当然のことながら自社にて活躍できて会社に貢献してくれる人材を探しています。
自社の求める能力にマッチするかどうかを見極めるために選考するのです。
履歴書や職務経歴書は、将来のビジョンが伝わる内容に仕上げましょう。
その会社での夢や目標を持ちたいものです。
将来のビジョンが明確な履歴書であれば、人事担当者はその就活生が企業研究もしっかりしている捉えます。
そこからは真面目なやる気が伺えるはずです。
ビジョンが感じられる内容であれば、その人間が自社で活躍しているイメージも抱きやすくなります。
書類選考を無事通り次回の面接選考にチャレンジできるためにも、企業研究と将来のビジョンを持つことは必須です。
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